機能の発展

携帯電話が誕生した当時は、電話やメールが届くとピピピピピという電子音が鳴っていた。
電子音は一定の音程で同じ音を鳴らすことから、とても寂しく、冷たい印象を与えた。

また、着信音は携帯電話に内蔵されている音楽を設定することも出来た。
音楽といっても童謡やクラシックなどの音楽で、和音で表現されていた。しかし、こうした淡々としたメロディーも着信音なのだ。
携帯電話に着信音が内蔵されている携帯電話が発売されたのは1996年で、機能の中には自分で和音を組み合わせてメロディーにする事が出来た。
当時は、自分のお気に入りの音楽の楽譜を調べ、制作する人が増えた。

携帯電話に内蔵されている着メロ(着信音)を利用することが一般的となっていたが、1998年には着メロの配信サービスが行なわれるようになった。
携帯電話会社が始めたサービスで、配信されているメロディーを購入することが出来るのである。無料で配信しているサイトもあれば、有料会員に登録し、利用できるサイトもあった。
有料の着信音は、メロディーが複雑で高品質、高音質のものがほとんどである。

着メロが一般的になった頃、新たな着信音の歴史が誕生した。
その出来事とは「着うた」である。
着メロというのは着信メロディーの略で、着信があるとメロディーが流れる。着うたというのは着信時に歌が流れる。
今までは音だけだったものが、歌で楽しむことが出来るようになったことから、爆発的な人気が出た。
JPOPが主流で、1曲流れる着うたフル、高音質の着うたプラスなどもあった。